2016年 05月 10日
2daysイベントの1日目は、一般的にあまり馴染みの少ない2ヒートレースだ。 岡山陣、全く土地勘無しのぶっつけ本番で挑んだ(笑) 最初に平地TT、店からゴール地点を経由しスタート地点へ向いながらコースを下見。ほとんどが一方通行の河川沿いの土手道だが、一部対面通行や合流地点がある。僅かな登り返しなどポイントになりそうなところをチェックする。 スタートはシード選手が一番最後に持ちタイムの多い順に1分ごとにスタートしてゆく。ぺーサー付きで雰囲気は立派なTTスタートだ。スタートでは加速に合わせ掛け声がかかる(笑) 距離は10.5km、平地とはいえ15分はかかりそうなので長めな設定だ。 1分差とは微妙で拮抗していたら追いつかないし、追いつかれない。しかし後ろから速いもの(仮説で)が来ると言う微妙な心理は走ったものにしかわからない。 前日の不調から、もしかして抜かれるかも…という一抹の不安を抱きながらのスタートだったが、先の掛け声でスタートするとあら不思議…気分が乗るではないですか!体感とパワーを確認しつつペースを保つ、半分がこようかという頃に1分前に出た選手の背中を捉える。じりじりと近づき追い抜く、抜き際に声をかけてゆく。 後半になり向かい風が強い、乳酸が溜まり始めるがとにかく耐え凌ぐ…速度は30㎞そこそこしか出ない場面もあるが、パワーはなんとかキープできている。 タレることなくなんとかゴールにたどり着く、オールアウトには至らないが95%くらいか…ダウンでゆっくりしていたら、後続が近づいてきた。 なんと4名固まっている! 4名の一番先にゴールしたのは3分後スタートした大石さんだった!! 1分後、2分後の選手をごぼう抜きして桁違いのパフォーマンスを見せつけた。独り15分半ばのタイム、圧巻の勝利だ。 2位以下は16分30~57秒に4名が拮抗していた、決して調子のよいとはいえない状態としたら上出来?な平地TTだった。 そのまま店を経由して、次は山岳スタート地点へ向う。8.5kmで約700mほど登るらしい、ここもまたコースを知らない(笑) 1分おきにスタートは同じだ、過去レコードからは30分以上登るらしくペース配分が大きくタイムに影響しそうだ。走りだしてみると平地TTのダメージからか軽やかには進まない…入りの勾配がキツイのでスピードもノリが悪い。 ここもまたペースを管理しながらオーバーペースにならないように注意して進む。 10分くらい経過したころから前にどんどん人が見えてくる、勾配は微妙な変化が続きペースを維持するのは意外と難しいと思う。軽やかとはいかないが、なんとか死守したかったペースは保ちながら登る。中間地点あたりで後ろから気配が…なんと2人後スタート(2分後)した藤井さんに追いつかれた。中間で15~20分で2分追いつくということは…かなりのオーバーペース?では、やはり息づかいが荒い…丁度勾配のきつめなところが続く区間でさらりとかわされて先行してゆく。無理に反応せず静観する、勾配が緩くなったところで追いついたのでそのままかわしてゆく。 すぐ抜き返されるかと思ったが、どうやら少し離れている。20分を過ぎまだ10分以上ある想定だが、ペースは維持できている。ハッキリしたゴールがわかならいが距離計だけが頼りで、我慢をしながら進む。ようやく人影が見えてきた、どうやらゴールのよう。振り向くと離れたはずの藤井さんが追い込んできていた、なんとか抜かれずにゴール! 34分ほど、長い~~誤魔化しが効かないのは当然だけど、ペースだけは流石に現状最速になるようにだけは走れたかな。 ゴールして息が落ちつく頃、後ろでスタートした選手もゴールしてくる。 明らかに自分よりタイムは良さそうだ…そして抜いた選手がよろよろでゴールしてくる。みなゴール後に言葉少ないが満足感ある面持ちだ。 最速タイムは、藤井さんとあづみのの清水さん、同タイムの32分20秒! 標高1400mは山の雰囲気が違う、残雪残る山が近いわ。 長いダウンヒルを下り店へ、走りきったあとはBBQ。ノンアルでも肉にビールは最高!しっかり頂きながらコミュニケーション。 ここで総合成績の発表、ハンディキャップがあるので正味タイムでは藤井さんが1番でしたが、総合2位になりました。岡山勢で一矢を報いました! “あづみの”のみなさん、楽しませていただきありがとうございます。 翌日はセンチュリーで観光ままならないので、折角安曇野きたら山葵農場でしょう。20年降りでしたが、完全にアトラクション化していてビックリ!人が多過ぎですね…私は物静かなところが好きです。 さて、この日の宿は安曇野で取れず隣町の大町市、しかもはずれにあるスキー場側の民宿。これがまた、なんとも言えないムードでして…外観写真出せません(笑) これ、スキー部で連泊して合宿に使うようなところでした、鄙びた感が妙に良かったです。明日のセンチュリーに備えて宿では…こんな つづく
by cicli_pioniere
| 2016-05-10 09:05
| ツーリング
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