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2016年 07月 30日

最近のオペの紹介

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簡単な点検で済まないケース多し


早々と持ち込みされた方がいました。
特に問題は無さそうな事前の問い合わせとやり取りでしたが…
実際に見てみると、各種ワイヤーとチェーン、バーテープなど消耗品関係はNGでした。レースが近くなると直前にこられるケースも多く、本当に直前では対処できない恐れもあるわけです。なので、お早目にご相談ください。点検料1500円税別



BB30の異音で2件の事例を。
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①パワーライダーで使用もレース系で過酷な部類にあたるもの
とはいえ、もう1台と掛け持ちでのライド故に走行距離が1ヶ月数千キロなんてことはない。
持ち込まれたバイクを確認するに、右ワンが数ミリ浮き上がり歪みから異音が発生していた。
一旦分解し再組みつけの際に音鳴り防止にロックタイトを塗布、こいつで再度乗ってみることにする。
今、巷で流行りの圧入でなく両側のワンがBB内でネジにより接合するタイプが台頭してきているが、
理論的にはそちらがいいのではと思っている。



最近のオペの紹介_d0338933_21561988.jpg
②たんに取り付け不具合によるもの
メンテナンスで入庫のバイク、フィッテイングを先に行いアテンドライドの際にかなりの異音が発生していた。
オーナー曰く丁度気にはなっていたが、どうしたらよいか解らなかったらしい。
これぞ①で推奨した、両側から締め付けるタイプのものだった…が、確認したら締め付けが甘く圧入でないわけで歪み音は当然にでるだろうことは容易に想像できた。
折角の部品も、それを組み立てるものに技術が伴わないと良さも発揮のしようがありませんね。






by cicli_pioniere | 2016-07-30 23:24 | チューニング・メンテナンス | Comments(0)


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